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乳がんのこと 2 抗がん剤治療 [闘病]

2010年9月から2011年2月まで、術前化学療法(抗がん剤治療)。
手術前に腫瘍をなるべく小さくしてから、切除しようというものです。
あと、まだ小さくて目で確認できないがん細胞を叩くという目的もあるようです。
前半3ヶ月間はパクリタキセルという薬剤。後半3ヶ月はCEFです。

パクリタキセルは週1回の点滴投与。
投与前の検査→検査結果が出るまでの待ち時間→投与時間で、だいたい半日がかりでした。
抗がん剤治療は外来でだったので、仕事は午後半休をとって、せっせと通いました。

副作用は、毛髪は全部抜けてしまいますが、
吐き気はそれほどひどくなく、投与から2~3日、うすら気持ち悪い程度。
便秘のほうが大変でしたね。
あと指先のしびれと爪の痛みや変色。
爪の痛みは、キーボードを打つにもしんどいし、指先が使えないしと、けっこうイラつきました。
ボタンを留めるのに時間がかかり、缶コーヒーは開けられない。
鉛筆を持つのもしんどいし、靴もきつめの靴は履けない。
この副作用が一番つらかったです。
今は痛みは無く、しびれもほとんどありませんが、足の爪の変色はまだ残っています。

CEFは3週間に1回の点滴投与。
やはり半日がかりでした。
吐き気はやはりそれほどでもなかったのですが、
白血球の減少が激しくて、増やす薬を注射したり、数値に一喜一憂しました。
最初、白血球の減少による高熱が出て、緊急入院するはめになりました。
注射でも1本打って帰ってこれると思っていたので、
いきなり入院してくださいと言われたときにはびっくりしました。
手ぶらだったし、一人で病院に行ったので、一人で来たの?!と看護士さんに驚かれる始末(笑)。
一時40度まで熱が上がって、白血球も1000を切ったので、
自覚は無いけど(笑)、あぶない状態だったんですね。
3日間の入院で、数値も上がって熱も下がったので、めでたく退院。
会社は、突然3日間も休んで、このときは大変迷惑をかけました。
この後は、予防の注射もしつつ、なんとか予定通りの治療を終了。

髪の毛も、治療終盤ころには生えてきたし、爪の痛みもどんどん軽くなって、
半年間やり遂げた!という達成感と開放感でいっぱいでした。
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