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「ロマンティックロシア」を観た。 [鑑賞]

新年あけましておめでとうございます。
本年もゆるゆると更新していきますので、
たまに眺めに来てください。^^;

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イワン・クラムスコイ《忘れえぬ女》

「ロマンティックロシア」(渋谷 Bunkamura ザ・ミュージアム)を観てきました。
この女性、「また、お会いできますね。」って言っています。
たしかにどこかで見たような気がして、気になって見に行ってしまいました。
(どうも、肖像画に語られると弱いみたいです。^^;)

しかし、この肖像画といい、ロシアというイメージといい、
なんとなく重厚な絵画を想像していたのですが、
風景画などは、とても写実的で、しかもロマンティックという意外なものでした。

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イサーク・レヴィタン《春、大水》

白樺・青空・・・
あー、北国の春だなあ~と見とれました。
(基本的に早春の景色が好きなので)
ロシアにも四季はあって(当たり前か)^^;
それぞれの季節の風景画が並んでいます。
見とれるような作品が多くて、
まだまだ知らない巨匠がたくさんいるのだなあ~と嬉しくなりました。
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「黄金のアフガニスタン」展を見に行った。 [鑑賞]

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「黄金のアフガニスタン」展を見てきました。
サブタイトルは、「守りぬかれたシルクロードの秘宝」。
1979年のソ連侵攻や内戦によって、カブールにあるアフガニスタン国立博物館は甚大な被害を受けた…。
でも、守りぬかれたんですね。
博物館員たちが、秘密裡に安全な場所の地下金庫に重要な文化財を隠したのです。
そのことは家族にも明かさず、追及にも屈せず、秘密を守りぬいたのです。
2004年、ようやく平穏が訪れ、地下金庫の扉が開かれた…。
で、その秘宝が、上野の東京国立博物館で見られるのです。

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キュべーレ女神円盤

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魚形フラスコ

戦場で壊され、盗まれる文化財は今までもたくさんあったのでしょう。
でも、あとかたもなく壊されるより、
盗まれた方が、後々どうにかできるのではないかと思いました。

アフガニスタンで盗まれた文化財が、ブラックマーケットを通じて日本にも運ばれました。
シルクロードをテーマに描き続けた故平山郁夫氏は、これらを「流出文化財」として、
アフガニスタンに平和が訪れるまで、日本で保護しようという委員会を立ち上げました。
今回、無事、流出文化財が母国に返還されるそうです。
平山郁夫氏が学長をつとめた東京藝術大学では、
特別企画展として、「バーミヤン大仏天井壁画~流出文化財とともに~」が開催されています。
平山郁夫氏、もし生きていたら、無事返還を喜んだでしょうね。
展覧会場にこんな言葉がありました。
『自らの文化が生き続ける限り、その国は生きながらえる。』


「黄金のアフガニスタン展」東京国立博物館・6月19日まで
「バーミヤン大仏天井壁画展」東京藝術大学大学美術館・6月19日まで
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「博物館に初もうで」に行った。 [鑑賞]

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新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

毎年恒例になりつつある、「博物館に初もうで」(東京国立博物館)に行ってきました。
今年は企画展で「大兵馬俑展」が開催されているせいか、常設展の方も、混んでいましたね。
新春特別公開として、「富嶽三十六景」・「松林図屏風」や、
いろいろなお猿さんがあちこちに散らばっていました。^^
先着10,000名様にちょっとしたカレンダーをプレゼントしたり、
和太鼓や獅子舞のイベントがあったりと、
(実はこっちの方が目的だったりする)^^
正月気分満載のトーハクです。

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「始皇帝と大兵馬俑展」の方は、ブログにはしていなかったのですが、年末に見に行きました。
兵馬俑はほんとにリアルなんですよね。
兵士はいかにも精悍な顔立ちだし、文官は役人風で、筋力はないけど、頭はいいよって雰囲気で。^^
作るときにモデルがいたらしいんですが、一体一体顔が違っていて、
同じにしてしまえば作るのに楽なんじゃないかと思いましたが、
初めて中国全土を統一した始皇帝のお墓を守る軍団は、
効率化なんかを優先してはいけないんでしょう。^^
力の強大さを感じました。

<博物館に初もうで 1月31日まで><始皇帝と大兵馬俑展 2月21日まで>どちらも東京国立博物館

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「モネ展」を見た。 [鑑賞]

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前回の記事つながりじゃありませんが、モネ展へ行ってきました。
先週の金曜日、平日に行ったのですが、混雑してましたね。
病院へ行った帰り、モネ展を見るなら平日しかあるまい!と思って行ったのですが、
みんな考えることは一緒なんですね。^^;

マルモッタン・モネ美術館所蔵ということで、
モネが亡くなった後、自宅に残されていた作品が主なコレクションだそうです。
「印象、日の出」や最晩年の「睡蓮」、家族の肖像画、モネのコレクションなど。
最晩年の「睡蓮」はほとんど目が見えない状態で描いたそうで、まるで抽象画のようです。
好き嫌いは意見が分かれそうですね。

最近、原田マハの「ジヴェルニーの食卓」という本を読んだばかりだったので、
モネの家族関係などが、すっかり頭に入っていたので、そのへんが面白かったです。
驚いたのが、「ジヴェルニーの食卓」の登場人物の絵が展示されていたことです。
その人物はそんなに有名ではなく、絵が残されているとは思わなかったので、
ちょっと感動しました。

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おまけは、田辺画伯(俳優の田辺誠一さん)の「かっこいいモネ」です。公式キャラクターだそうです。^^
最近、田辺画伯が気になっていたので、原画が見れて、うれしかったです。
意外と上手かったです。^^

12月13日まで。東京都美術館


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「鴨居玲展」と「パン・ジュン展」を見た。 [鑑賞]

「鴨居玲展-踊り候え」

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《おっかさん》

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《蛾》

鴨居玲・・・といわれても、全く知らなかったのですが、
金沢出身の洋画家で、没後30年だそうです。
世界中のあちこちを放浪後、
スペインの村で、老人・酔っ払い・廃兵などと出会い、代表作が誕生したそうです。
画面はすごく暗いんですが、
モチーフに対する愛情のようなものを感じて、
なんとなく微笑ましく見てしまいます。
このスペインの村が大変気に入って、「私の村」と呼んでいたそうです。
村の人々と談笑する写真が何点か展示されていましたが、
誇張された人物画なのかと思っていたら、笑ってしまうほど写真とそっくりで、
これは、作家にとっては、最良の場所で、モチーフだったんだろうなあと思いました。

〈東京ステーションギャラリー・7月20日まで〉

+++++++++++++

「パン・ジュン展」

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《初春の古い塔》

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《白居易の足跡》

こちらも、またまた存じ上げない方だったんですが、
中国・台湾の近代絵画を代表するひとりだそうです。
「東方文明表現主義」というスタイルだそうで、
たしかに、
油彩でありながら水墨画のような雰囲気があって、面白いです。
色彩も、落ち着いた中間色が多く、
なんかほっとするような作品でした。

〈上野の森美術館・7月1日まで〉

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「博物館に初もうで」へ行った。 [鑑賞]

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明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお付き合いください。

東京国立博物館で開催中の「博物館に初もうで~ひつじと吉祥~」を見てきました。
特集展示だけではなく、庭に羊の石像があったり(上の写真)、
あちこちに羊がらみが散らばってました。^^
獅子舞もやっていたりして、お正月気分満載でした。

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上の写真は、黒田記念館。
以前からあったそうですが、1月2日からリニューアルオープンです。
日本近代洋画の父といわれる、黒田清輝の記念館です。
東京国立博物館のすぐ横にあって、今まで気づかなかったのが不思議なくらいです。
周辺の雰囲気に合った、クラッシックな建物です。

両方とも、空いているかなと思っていたら、意外と混んでいました。
1月3日に開いている美術館は少ないので、
みんな初もうでに来てしまうんでしょうね~^^

<東京国立博物館・1月12日まで>
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「宗像大社国宝展」を見た。 [鑑賞]

宗像大社の沖ノ島、以前から気になっていました。
「海の正倉院」と呼ばれ、島全体が神域で、女人禁制という、一般人では立ち入れない場所です。
しかも、島から出土した8万点が国宝に指定されているそうで、
九州は遠いなあと思っていましたが、東京の出光美術館で展覧会が開催されるというので、行ってきました。

鏡や馬具など、保存状態がいいのですね。
普通はもっと腐食が進んでいたり、線刻がはっきりしなかったりと、埋まってた感が強いのですが、
一瞬、複製品か?と思うほど、原形をとどめています。
唐三彩や奈良三彩などもありましたが、
中国大陸や朝鮮半島への中継地点として、人や物が行きかっていたのでしょう。
宗像大社が交通安全の神というのが納得できる気がします。

宗像大社と出光との関わりも、さらりと紹介されていました。
出光興産の創業者である出光佐三の出身地が宗像で、
一時期、宗像大社が荒廃していたときや、発掘調査の時など、ずいぶん協力・援助したようです。
出土品が国宝指定されたときに、周囲の人に、銘板に名前を刻んだらどうかと勧められたそうですが、
神の領域に人間である自分の名前を残すのは恐れ多いと遠慮したそうです。
長年、援助してきたんだもの、名前ぐらい残したってバチは当たらないよ~
と思いましたが、ほんとうに信心していたんでしょうね。
気骨があって、かっこいいなあ~と思いました。

気骨があって、石油会社の創業者かあ・・・
最近読み始めた「海賊と呼ばれた男」の国岡鉄三と似ているなあと思っていたら、
国岡鉄三のモデルは出光佐三だったのですね!
まったく知らずに展覧会に行ってしまいましたが、
たしかに、魅力ありそうな人物です。
「わたしを店員にしてください!」と言ってしまいそうです。^^

<東京・出光美術館・10月13日まで>


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「藤井達吉の全貌」を見た。 [鑑賞]

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「藤井達吉」と言われても、全く知らない人だったのですが、
渋谷でポスターを見かけて、なんかいいなあ~と、松濤美術館へ行ってみました。

「近代工芸の先駆者で、
富本憲吉、バーナード・リーチらとともに、過去にとらわれない、自由な工芸を創造した」とあります。
「自由な工芸」というだけあって、内容はすごく広範囲に亘っていて、
七宝、刺繍、染色、金工、木工、陶芸、そして、日本画、木版画などなど、たいへん多彩です。

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七宝や螺鈿などというと、華やかなものを想像しますが、
彼の作品はまったく逆で、素朴なものです。

茶室の天井画だったという、草花の作品は、
スケッチのように、さらっと描かれているにもかかわらず、
植物の名前がはっきりわかるそうです。
観察にもとづく特徴の表現は、とても的確だったのですね。

サブタイトルの「野に咲く工芸、宙を見る絵画」は
まさにそのとおりで、
全体的な色合い(渋いような落ち着いたような)も好みで、
しばらく眺めていたいような気分になりました。

<渋谷区立松濤美術館・7月27日まで>

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「デュフィ展」を見た。 [鑑賞]

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「クロード・ドビュッシーへのオマージュ」

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「突堤-ニースの散歩道」

デュフィは、むかしから好きな画家でしたが、久しぶりに見てやっぱりいいなあと思いました。
なんとなく軽い気分になりますね。^^

今回は回顧展なので、初期の作品から亡くなる直前の作品まで網羅されています。
面白かったのが、木版画やテキスタイルデザインでした。
あんな色彩豊かなイメージの人が、黒一色の木版画も手掛けていたのが、意外でした。
デュフィの特徴は、色面と描線の分離で、
それは、このあたりの仕事で培われたのではないか、と解説にありました。

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「ギヨーム・アポリネール『動物詩集あるいはオルフェウスとそのお供たち』 ラクダ」

一見、すごくラフに描いた描線と、輪郭を無視した色面は、
それでも「雑」には見えず、調和のとれた画面になります。

見ている私が、軽い気分になるのは、
線と色が自由だからなのかなと思いました。

<Bunkamuraザ・ミュージアム・7月27日まで>
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「イメージの力」を見に行った。 [鑑賞]

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3連休はずっと仕事でした。
で、24日に代休を取ったのですが、
月曜日に開いている美術館で、気分転換できるようなもの・・・
と考えて、国立新美術館で開催中の「イメージの力」を見てきました。

世界各地の仮面や神像などが、一同に会していて、とても迫力がありました。
仮面は、見ていてにんまりしてしまうものも多く、
素朴で、力強い、副題にある「The Power of Images」の通りでした。
子連れのお客さんもいましたが、
他の展覧会だと、子供が騒ぐと、うるさいなあと思いがちですが、
この会場では、なんとなくおおらかな気分になって、
「それが自然じゃよ」と、長老気分になれるのでした。

<6月9日まで。国立新美術館>

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