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乳がんのこと 1 経緯と現状 [闘病]

ちょうど1年前、乳がんが見つかりまして。
抗がん剤治療→切除手術→放射線治療→ホルモン治療
で、現在に至っています。
治療中にリアルタイムで書くのはさすがに難しかったのですが、
一段落した今、忘れないうちに書いておこうと思います。

経緯:
2010年7月、会社の健康診断で精密検査を受けるように言われ、専門病院を受診。
現在通院中の病院を紹介され、さらに精密検査を受けて、乳がん確定。
ステージ:ⅡB
簡単に言うと、しこりは大きいがまだ転移していない段階。
6ヶ月間の抗がん剤治療の後、手術を受ける。
手術後、放射線治療を1ヶ月半。
並行して、とりあえず5年間ホルモン治療を行う。
現在はホルモン治療中。

こうして見ると、治療のフルコースといった感じですね。
もう怒涛の一年間でした。
最初は、いきなり将来がなくなったような・・・1ヶ月先のことも考えられない状態でした。
そんな状態でも、検査の予約はどんどん入れられ、治療の方針が決まり、
抗がん剤治療に入りました。
抗がん剤やるなら、カツラが必要と、あたふた作ったり。
病人なんですが、非常に忙しかったです(笑)。

治療がはじまって、本当にほっとしましたね。
今通院中の病院に行き着くまで、今後どうなってしまうんだろうと、不安でいっぱいだったので。
病院はがんセンターなので、ほとんどがんの患者さんです。
とにかく患者さんが多くて、待ち時間が長い。
こんなにがんになる人が多いって・・・決して特別な病気じゃないんだなと感じました。
今まで大きい病気をしたことがなかったので、大きい病院も初めてでした。
先生や看護士さんたちが、元気で明るいんですね。
こちらが不快になるようなことも言われたことないし。
病院にいくと明るい気分になって帰ってくるといった感じでした。

今、治療が一段落して・・・
体に大きな傷は残ったし、ホルモン剤のせいで汗っかきな人になってしまいましたが、
1年前には想像もできなかったほど、病気になる前と同じような生活ができています。
特に具合の悪いところもなく、仕事も変わらず以前と同じペースでできるし、
サイズの大きい絵も描けたりする(笑)。
再発のことを考えたりすることもあるけど、そのときはそのときで。
きっとそのときにはもっと治療法が進歩しているでしょう。
ラララ科学の子は、医学の力を信じようと思うのです。

追記:
この記事には、治療中の副作用のことも書いてありますが、
副作用は個人差が大きく、年齢や持病、体質などに影響されるようです。
私の場合、発病時の年齢は48歳、持病などはなく、
血液検査でも「健康そのものね~」といわれました。
健康体でもがんになるんですね~(苦笑)
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