信州上田・軽井沢の旅 [鑑賞]
8月18~20日、夏休みを取って、今年も信州へ行ってきました。
軽井沢と上田の美術館めぐりです。
軽井沢は20年以上ぶりでしたが、路線バスがいろいろなコースがあって、なかなか便利でした。
はじめに千住博美術館です。
内部の撮影が禁止だったのが、残念だったのですが、とっても開放的で、わくわくしながら見れました。^^
そのあと、深沢紅子美術館というのが近くにあるというので行ってみました。
軽井沢タリアセン(「湖畔に広がる自然と文化とミュージアム」とパンフにありました)内の施設なんですが、建物も歴史的建造物を移築したというもので、なかなか面白かったです。
軽井沢高原文庫というのもタリアセン内にあって、こちらはいろいろな作家の別荘などが移築されていて、今話題の堀辰雄の山荘もありました。
手書き原稿を眺めるのがなんとなく好きで、
こういう文学館へ行くと、年表とかはあまり興味なくて、原稿ばかり眺めています。^^
高原文庫の庭に、立原道造という人の詩碑があって、
文字がなんともかわいらしいなあと印象に残ったんですが、
あとでまたこの人に出会うことになります。
翌日は、上田から別所温泉へ行く途中にある、信濃デッサン館と無言館へ行ってきました。
実はここは4年ほどまえに一度行ったことがあるんですが、
周囲のロケーションが気に入って、また行きたいなあと思っていた場所です。
無言館は戦没画学生慰霊美術館ということで、
戦争で若くして亡くなった画学生たちの作品が集められています。
それぞれの作品には作者の経歴と解説が入っているんですが、読んでいると悲しくなってしまいます。
でも、なるべく先入観なく作品を鑑賞したいと思うので、経歴等は後で読むようにしたんですが、
気が付くと、経歴を先に読んでしまっているんですね。
ほとんどが20代で亡くなっていて、やっと入った美術学校に半年も通わないうちに、召集されたという人もいたようです。
戦時中の教育を受けてはいても、戦争に行くより、勉強を続けたいというのは、自然な感情だろうと思います。
信濃デッサン館も、村山槐多・関根正二など、夭折の画家の作品を集めた美術館です。
この建物の一角に立原道造記念室というのがあって、建築家で詩人という異色の作家の紹介をしています。
その手書き原稿を見ていたら、なんか見たことある字だなあと思って。
軽井沢高原文庫の詩碑の人だったんですね。^^
信濃デッサン館の入り口あたりにも、彼の詩のプレートが置かれていました。
「夢はいつもかへつて行つた 山の麓のさびしい村に」
なんとなく縁を感じて、amazonで彼の詩集を買ってみました。
バス停でバスを待っていたら、いつの間にかネコが後ろでくつろいでいました。
軽井沢と上田の美術館めぐりです。
軽井沢は20年以上ぶりでしたが、路線バスがいろいろなコースがあって、なかなか便利でした。
はじめに千住博美術館です。
内部の撮影が禁止だったのが、残念だったのですが、とっても開放的で、わくわくしながら見れました。^^
そのあと、深沢紅子美術館というのが近くにあるというので行ってみました。
軽井沢タリアセン(「湖畔に広がる自然と文化とミュージアム」とパンフにありました)内の施設なんですが、建物も歴史的建造物を移築したというもので、なかなか面白かったです。
軽井沢高原文庫というのもタリアセン内にあって、こちらはいろいろな作家の別荘などが移築されていて、今話題の堀辰雄の山荘もありました。
手書き原稿を眺めるのがなんとなく好きで、
こういう文学館へ行くと、年表とかはあまり興味なくて、原稿ばかり眺めています。^^
高原文庫の庭に、立原道造という人の詩碑があって、
文字がなんともかわいらしいなあと印象に残ったんですが、
あとでまたこの人に出会うことになります。
翌日は、上田から別所温泉へ行く途中にある、信濃デッサン館と無言館へ行ってきました。
実はここは4年ほどまえに一度行ったことがあるんですが、
周囲のロケーションが気に入って、また行きたいなあと思っていた場所です。
無言館は戦没画学生慰霊美術館ということで、
戦争で若くして亡くなった画学生たちの作品が集められています。
それぞれの作品には作者の経歴と解説が入っているんですが、読んでいると悲しくなってしまいます。
でも、なるべく先入観なく作品を鑑賞したいと思うので、経歴等は後で読むようにしたんですが、
気が付くと、経歴を先に読んでしまっているんですね。
ほとんどが20代で亡くなっていて、やっと入った美術学校に半年も通わないうちに、召集されたという人もいたようです。
戦時中の教育を受けてはいても、戦争に行くより、勉強を続けたいというのは、自然な感情だろうと思います。
信濃デッサン館も、村山槐多・関根正二など、夭折の画家の作品を集めた美術館です。
この建物の一角に立原道造記念室というのがあって、建築家で詩人という異色の作家の紹介をしています。
その手書き原稿を見ていたら、なんか見たことある字だなあと思って。
軽井沢高原文庫の詩碑の人だったんですね。^^
信濃デッサン館の入り口あたりにも、彼の詩のプレートが置かれていました。
「夢はいつもかへつて行つた 山の麓のさびしい村に」
なんとなく縁を感じて、amazonで彼の詩集を買ってみました。
バス停でバスを待っていたら、いつの間にかネコが後ろでくつろいでいました。
立原道造の詩はいいですね。詩集を持っています。東大の近くに記念館があったのですが、閉館して、そちらに所蔵品はあるようですね。
by takenoko (2013-08-22 04:56)
無言館へはいつか行きたいと思っています。
by nyonyo (2013-08-22 08:26)
takenokoさま。
ご存じでしたか~!詩集もお持ちとは、さすがです!
私はいままで全く知らなくて、
詩碑というのもそんなにしょっちゅう読むわけではないんですが、
なんとなく目に留まって、読んでみたら、すんなり心に落ちてきた感じでした。
昭和初期の人なのに、古さを感じませんね。
nyonyoさま。
ぜひぜひ行ってみてください。
無言館と信濃デッサン館と、あと槐多庵というのが、徒歩10分くらいの場所に点々とあります。
まわりは信州の鎌倉といわれていて、古いお寺も点々とあります。
夏は歩くのはしんどいですが、陽気のいい季節なら、ウオーキングも楽しそうです。
by deko (2013-08-22 23:45)
信州は、いいですね。でも、私の場合は、美術館ではなく、山のほうが多いですがーー。
by テリー (2013-09-03 00:03)
テリーさま。
そうですね!山登りする方は、庭みたいなもんでしょうか。(笑)
あの山たちを登ってしまうって、すごいです。
by deko (2013-09-03 23:23)